2012年5月19日土曜日

『草原』24-02(通巻110)号より


子供まっすぐ走る  滋人
 そういわれてみれば、彼らは直線上を走るのに長けている気がします。バランス感覚の問題でしょうか、百メートルも走れなくなった私には難しそうです。

石段登ったらおはよう  馬堤曲
 神社でしょうか、石段を登りきったところで声をかけられたのですね。朝のすがすがしいひとこまです。

死の何が辛かろう月蝕  瞭
 考えてみれば、死の何を恐れるのでしょう。強いていえば、大事な人に会えなくなることでしょうか。死そのものではなく、それによって付随して起こる事柄がいやなのかもしれませんね。考えさせられる月蝕となりました。

逆援交メール貰っても古希の身  ゆ
 私のところにも、しばしばこういうメールがきます。返信してみたい誘惑にかられますが、怒られてしまいそうなのでやめております。

むき出しの葱しょげている  権三郎
 葱の様子がよくわかる句です。何か悩みごとでもあったのかもしれませんね。

雨にあけくれ兵隊犬を捕っては食う  句塔
 そんなに犬が多くいる島だったのでしょうか。赤犬がうまいと以前に小耳にはさんだことがありますが、どうなのでしょう、肉食獣の肉は臭みが強いイメージを持っています。

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