2012年5月19日土曜日

『草原』23-02(通巻98)号より


 ゴリラの背中向けたまま  風狂子
 動物園でのひとこまですね。空気を読まないゴリラだったようで、残念です。もっとも、そんなことをゴリラに求めるわけにもいきませんが。

 皆帰る家がある渋滞に並ぶ  福露
 夕方の渋滞に巻き込まれると、いつも心が落ち着きます。「皆帰る家がある」ことを実感できるからかもしれません。サナでは、お昼時にも渋滞が起きます。お昼を家族と一緒に食べるために、皆家へもどるためです。

  猫に寝床を空けさせる  瞭
  愛猫に寝床を占拠されていたのをどかしたのでしょう。しかし床に就いた後、結局戻って来てしまう気がします。冬場なら暖かくていいですね。

  また散ってくるもみじ  敬雄
  ここでのまたは、一年ぶりのまたではないかと考えました。いつの間にか時が流れて、同じ季節がめぐってきたのです。四季のすばらしさを実感しつつある、今日この頃です。

  眠れない妻の付添いは眠い  白兎
  奥様が入院か何かをされて、付き添っていらっしゃるのですね。付添いの方が先に寝入ってしまうことも、確かにままある気がします。快癒されますよう。

  サンタが似合いそうな白い眉だ  かいじ
  友人か、あるいは街中で見かけた人か、いずれにしてもつい目が行ってしまうほど、立派な白眉だったのですね。お髭の方はいかがだったのでしょう。

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