2012年5月19日土曜日

『草原』22-03(通巻87)号より

 句友の墓標へ迷わずに着く  白兎
 句友が導いてくれたのでしょうか、スムーズな墓参りとなりました。

 着膨れた影とゆっくり歩く  まゆみ
 冬のひとこまがきれいに描かれています。急がず慌てず、ゆっくりと時間が流れているようです。

 私を刺す今朝の月  芳江
 朝に残っていた月の光が鋭かったのでしょう。あるいは薄くとも、私にとっては厳しいものと見えたのか。

 小鳥のかげすぎる  敬雄
 何気ない句ですが、よく考えると小鳥の影などなかなか目で追えません。よく気がつかれたと思いました。

 昨日の予報の雪積もっている  明人
 予報お見事というところでしょうか。しかし雪の予報は大体よくあたる気もします。

 抱いた子が見付けた一番星  風狂子
 星がよく見えるまちの夕暮れの光景です。子供はよく見ています。

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